こんにちは、ゆーたすです。
「話すときには、相手の目を見なさい」
よく言われることですけど、皆さんこれ自然にできますか?
年上の人も、見知らぬ人もいる中で、下手に目線を集中させて怒らせやしないかと。
あるいは、単純にちょっと恥ずかしかったり。
そんなときの、信頼は作りつつ目線を外すやり方について、ちょっとした小手先テクニックを含めご紹介します。
眉間か鼻先を見よ
なぜ、相手の目を見て話すのでしょうか?
ドライに言えばそれは、相手に、こちらが真摯に話している、こちらの話を聞いてあげよう、と思ってほしいからです。
要は、相手に「こちらの目を見て話してくれている」という感覚を起こさせればよいのですから、気づかない程度に目を外しても大丈夫です。おすすめは……
- 眉間
- 鼻先
このどちらかです。
ここを見て、目線が合わないという違和感を訴えられたことはないですし、こちらも一定相手の表情を伺うことができますので、適宜恥ずかしさも抑えつつ、お話しできるのではないでしょうか。
話すメモか資料を用意せよ
少し面倒かもしれませんが、箇条書きでもいいので何か手元にメモを用意しておくことは有効です。
話すときに見ていても不思議でないものがあれば、それに目線を落として、自然な流れで「目線あわせの圧力」からは逃れられます。
また、こちらからの話が終わって先方の話に入ったときも、その資料にメモ書きをしていれば、やはり自然に目線を外せます。
私も、やはり相手に何かをお話しするときで、込み入ってしまっているときはこうしたメモを用意します。
- 今日の会議の目的
- 一番伝えなくてはいけないこと
- 想定問答
相手の目線もさることながら、自分が話すプレッシャーも軽くなり、結果的に落ち着いて話すことができるようになります。
物体があるだけでも落ち着くものです。
話す内容を自分に腹落ちさせよ
本質的には、会話する内容を理解しているということが大切です。
自分の内容に自信があって、どうしても伝えよう、わかってほしい、という思いがあると、そうした恥ずかしさは後退します。
そして、伝えようという熱意が強ければ、「目線を合わせていないから信用しない」とか、「理解しようと思わない」とか、受け手側が拒否することも少ないです。
私自身、先輩に手伝ってもらいながらですが、半ば徹夜で資料に思いを詰め込んで、話したいポイントを整理した上で、お客さまの部長クラス等にプレゼンしたときは、リモートでしたが「内容よくわかりました、納得しました」とおっしゃっていただけました。
皆さんが取り組まれるのは、そこまで負荷の高いプレゼンばかりではないかもしれませんが、結果として暗記してしまうくらいに内容を自分なりに理解し腹落ちさせておくと、相手の反応をくみとりながら話す余裕すら出てきます。
本質的には、こうした内容の理解が大切だと思います。
まとめ——小手先から本質まで
テクニックとして、相手の眉間を見るとか、メモを用意するということをお伝えしました。
しかし、本質的には、内容の理解を深めるということが大切です。
初めのうちはまず小手先でもいいですから、話せる場面を増やすことが自信につながります。
恥ずかしがらずにテクニックに頼りましょう。